坂の上の雲

第二回青雲
ノボさんとジュンさん。意地っ張りで、
やんちゃでそれでいて真っ直ぐで。
その若く無垢な時代はお互いの道の
中で長くは続かない。別れもくる。
しかし、そこに頼り切らず、己の自立と
いうところへのステップになっている
清清しさ。
それぞれが決して大臣やら博士やらと
いう道では一流になりきれないことを
見すえながらもそれぞれのやりたい道を
歩もうとする一途さがまぶしかった。
そして律と真之の淡い関係。
ノボサンとの別れのシーンもそうだった
けど、淡々とした言葉の発し方がすごく
心に響く。騒がず叫ばずというのが良かった。