篤姫

第六回女の道
『はい、僕尚五郎。
意を決して姫様のパパ上に、思いをぶつけた。
さあ後は姫が僕に飛び込んでくるのを、え、姫パパなに?
深刻な顔で、え、殿様の幼女じゃない、養女。なに
日本語わからない。薩摩言葉で………。
約束は守れよ!!
なんで僕には不幸の運命しかまわってこないの。
姫パパが恐縮したって、殿様相手じゃどうにもならないじゃん。
それに、それに姫が悲しむのは見たくないよー、チェスト(バキ)
はあ、はあ。でもおいどんも薩摩隼人ごわす。もう姫を忘れるの
です。なに?万次郎君。姫に気持ちを伝えろって。うーん
洋行帰りの君が言うことだからなあ、でも、自由ってよくわから
ないな、迷うなあ。どうしようかな。
あ、お兄さん、囲碁の稽古を妹につけろ、って今あったらヤ
バイんすよ……ってもう通されるし。強引だな。あれ、この婆さん
どうしたんだ、いつももっと嫌味な態度なのに…そんなのどうでも
いいや、ああ姫が、どこかへいっちゃう、どうしようかな。。
へ、姫今なんと?迷ってる?どこまでこの女は俺を惑わすんだ。
とっとと、得意技の「押しの強さ」で殿様に会えよ、そしたらさしもの
殿もこの女を嫌うかもしれんぞ。
「参りました」、そうだろそうだろ。俺に参っただろ。
え、ありがとうって、酒くれるのか、え、まさか本気で殿様に会いに
行くのか、えーん西郷さーん、なぐさめてよ。。』
ということはともかく、最後に菊本自害とは…呆然。