今日の一曲「Toccata」ポール・モーリア

雰囲気が似ている曲はよくある。世ではパクリだのリスペクトだの
いろんな言い方があるが(笑)。この曲の冒頭部分がTBSのご長寿ドラマの
主題曲の入り方によく似ている*1
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10384665:Movie
↑「Toccata」(涙のトッカータ
http://www.youtube.com/watch?v=ERyNV9j0bI8:Movie
↑家族の群像劇
うむ、改めて聞くと、そんなでもないのか。むしろAメロ後半は
夢見るシャンソン人形っぽいことに気がついた(笑)。
ポール・モーリアの音楽というのは、親しみやすいメロディで
いわゆる歯医者さんにかかっていそうな音楽というイメージ
なのだが、意外にもアルバムのジャケにはきわどい女性の
写真が使われていたりしている。これはジャズ的な流れと
いうところなのだろうか。ただの上品ぶってる(失礼)音楽
ではないというのは、時代もあるのか。
この涙のトッカータは、流れるような旋律が特徴だが、
その中でもハネているというか、飛んでいる演奏がある。
ポール・モーリアを聞くとそういう弾む部分というのが案外
目立ち、そこがロック時代のインスト曲というのか、リズムの
メリハリというか、輪郭がわかりやすいというのが私が親しみ
やすい要因なのかもしれない。たまにはまると面白い。

*1:ちなみにそのドラマは私はほとんど見たことがないが、ちょっと見ると腹の立つことが満載だ、要は私の嗜好と合わない、相いれない