龍馬伝

第34回侍、長次郎
人によかれと思ってすすめたこと、やった行動。
こういうものは落とし穴がよくあるもの。
私も墓穴を掘ることはしばしばだし、自己嫌悪にも
陥ったりするが、今回の近藤長次郎の行動はあま
りにも哀れだ。
侍でないが故に侍らしくという描き方はよくある。
今回の龍馬伝でも武市さんが「下士だからこそ余計
に武士らしく」しての悲劇だったが、こちらもまた。
よかれと思い亀山社中のために、船の権利を「亀山
社中」にと一筆入れたとこものの、結局長州の面子の
ために龍馬に泣かされ、そしてそのことを社中の仲間
に言えばこれまた「おまえは所詮饅頭屋pgr」と蔑まれ
る。そこへグラバーからの悪魔の誘いが来れば…
乗るよね。。もしあそこで逃げられていたとして、彼は
侍である、侍になろうということが捨てられたのだろう
か。海の向こうに行った彼の姿も見てみたかったよな。
自害……か。