龍馬伝

第12話暗殺指令
攘夷に未だに心から賛同できない龍馬は長州萩に
久坂玄瑞を尋ねる。どうして攘夷をしなければならな
いのか。表向きはそんなことだが、久坂って人物に
何かを感じたのだろうし、吉田松陰の名前が出てきた
ので気になったのだろう。期待してジャングル(笑)を
超えていく龍馬。しかしこの久坂がなんとも情緒不安定
な若者(笑)わかりやすい解説を龍馬にしつつも、松陰先
生の死をことさら以上になげくというちょっといっちゃって
る系の人。さすがの天然龍馬もほとほと呆れる。
が、彼の言った「脱藩」という言葉に感化され、また土佐勤
王党内での違和感もあり、彼はある決意の方向にコマを進
めようとする。「脱藩って響きもいいよな、加尾とも一緒にな
れんし、江戸のサナさまに会いにでもいけそうだ」と思った
のかは知らんが。
そんな折、武市さんはわざわざ吉田東洋に直訴し、足蹴に
される。これはね、東洋の言い分の方が筋が通ってきこえ
る。「勝手に帝のこころをおしはかり、大殿に徳川を裏切れ
というお主は、アホか、それに俺はおまんが嫌いじゃ。」
そうだよな。こういうちょっとひねくれた天才さまに馬鹿正直に
詰めの甘いセリフをはくなんて武市さんも追い詰められて
るな。勤王党もいまひとつまとめきれてないイライラもあった
のだろう。あの「武市さん大好き」の以蔵までもが彼に詰め
寄っていたもんな。で正気を失ったところにもう一人の彼が
ささやく、「暗殺」…龍馬に頼むのかよ。なんかもう彼もどこか
ビョーキなんだろうな。後藤は短絡的なボンボンってイメージ
が個人的に元からあるので、東洋に妙に可愛がられてる龍
馬を殺せとはいうのは納得だが。
さて次回は暗殺を東洋暗殺を頼まれた龍馬となぜか龍馬暗
殺を頼まれた弥太郎。この行く末は。