第五回クリムゾンキングの宮殿

クリムゾン・キングの宮殿

クリムゾン・キングの宮殿

天の声(以下T)言葉狩りってのがあるよな
私(以下I)言葉ってのは差別される側の方の感覚はすごく敏感になりますが、
結局それとは関係ないところで理由付けやら、差別するサイドに近いほうの人
が決めたりしますよね。垂直方向に努力を必要とする人
とかすごいことになってたりした時期もあったらしいですね、英語でも。
T:で。まあ当然わしの言いたいことはわかるよな、このアルバムのはじめの曲
I:スキゾイドマンですか…なんだかよくわからんですよね。
まあこのアルバムはピート・シンフィールドって詩人が書いてますからね。
わかったようなわからんような詩ですよね。
T:おまえ英語でちゃんと読めるのか、えらいな
I:…ど、どうせ日本語訳しか読んでません。このアルバムは69年に発売された
キング・クリムゾンの1stアルバムです。ビートルズアビーロードをチャート
トップから蹴落としたという宣伝文句がよくかかれてますが、実際そんな
ことはなかったとか(笑)

で、このアルバムわずか5曲なんですが、10分を超える曲があったりするので、
そんなに短くはないです。そしてどれもが名曲ですね。Moonchildの後半はわか
りませんが(笑)先に出した21st Century〜は、間奏のバトルが凄まじいですし、
何てったって最初の大音量にびっくりします。
T:最初音が聞こえないからボリュームあげるから余計にな(笑)
I:そして幻想的なI Talk to the wind、メロトロンが不安を盛り上げるEpitaph
美しさと狂気が入り混じるMoonchild、そして中世の宮殿を思い起こさせる
Court of the Crimson kingと息つく暇もないぐらいすごいですね。
ゲームの中世的な近未来を思い起こさせるような、なんとも不思議な世界
感のあるアルバムです。
T:そしてこのジャケットがまたインパクトが強い
I:こればかりはLPを見ないといけないかもしれません。CDではまだ迫力
不足ですね。
T:しかし…なあ。
I:ですね、いったいこれ何度リマスターしているんだ。去年の年末にも40
周年だったとかでまた出ましたものね。マニアは全部集めているのでしょう
かね?さすがに私も三枚でやめました。
T:三枚あるのか!!