短期集中、ビートルズオリジナルアルバムレビュー15

レット・イット・ビー

私（以下I）:ハーイ、ビートルラジオ９０９、今日もごっきげんなビートル
ナンバー紹介するよ、今日のアルバムはレリビー。そう、みんなも知っ
てるね、なすがままに、時の流れに身を
任せ。うーんジャパニーズソウルにくるものがあるね。
え、テレサ・テンは日本人じゃないって、いい突込みだ。
おっと、お便りが来ているぞ、早速読んでみるぜ。
ラジオネーム、“サチコのサチはどこにある”さんだ、「こんばんは」
こんばんはー、「いつも楽しく拝聴しています」、ありがとう、
「さて、最近の私さんはちょっと天さんに対するリスペクトが少なく
て言いたい放題じゃないんですか？面白いので
もっとやって下さい」おー、面白いといわれたらやって
しまうね。もうなんていうの、アイツはベテラン風吹かせるって言うの
かな、何だか偉そうなんだよな。しかもあの世代はまた微妙だね、なん
てーのビートルズなんてリアルであまり聞いてなかったくせに、「俺は
現役のビートルズを知ってるんだぜお前ら後追い
とは違うんだよ」みたいなことを平気で言ってやがるんだよ。
お前が聴いてたのはウォーカーブラザーズとかじゃねえのか？
女の子にもてるために。いや、天のことだ、きっと洋楽も聞いてねえ
な、きっとK山Y三あたり、いや違うな、もっとアイドルとかかな、
天の声（以下T）:言いたいことはそれだけか。
I:おい、変な雑音が入っているぞ
T：いい度胸してるなあ、あ？
I:て、て、て天さん。いやあ、何いっているんですか、キャラってやつですよ、
ラジオの放送作家にこういえって言われて
T:ここはラジオじゃないよな、とりあえず
I:い、いえ
T:それにこのお便り、ん、面白いのでもっとやって下さいなんて書いてないよな
I:そ、それは
T:さて、罰ゲームとして何をやらせるかな、ラジオってのは罰ゲームがあって
こそのものだよなあ。
I:あ、あのお、このアルバム紹介しないと
T:そうだよな、どうせ俺はビートルズはそんなに聴いてないで、オンナのケツ
ばかり追ってたからな
I:そ、そんなこと言ってないじゃないですか。とりあえず、LetItBeは最後のアル
バムで、メンバーすらももう聞くのは嫌だといっていた、GETBACKセッションを
フィル・スペクターがプロデュースしなおした代物です。
T:ふーん、ビートルズファンじゃなきゃGETBACKセッ
ションなんていわれてもわけ
わかめだな。
I:説明しだすと長くなるのですが
T:そうだよなあ、アビーロードの前に録音したとか、原点に返るつもりでジャケット
もファーストアルバムと一緒にしたとかそんなのも俺しらないからなあ。
I:あ、あのお
T:マネージメントでもめてフィル･スペクターにテストを兼ねて作ってもらったとか
も知らないな。何よく知ってるおまえのことだ、きっとGETBACKセッション全曲を詳
細に語ってくれるよな
I:か、勘弁してください、私が悪うございました、許してください。
T:そうだな、じゃあ、このビートルズレビュー終わっても俺を出場させるレビューを
１０書け、そしたら勘弁してやってもいいぞ
I:け、結構大変ですね、
T:やるよな！！
I:は、はいわかりました。お題は
T:じゃあ、AKB48とか今のアイドルの10枚で。俺も昔のアイドルならわかるんだが
今のは知らないからなあ、教えてくれるよなあ。
I:え、そ、それは無理です。せめて放課後ティータイムなら、あ、そ、それもムズ
イかも。
T:わかったよ、使えねえなあ。じゃあとりあえず10枚なんかやれ、で、早く本題の
Let It Beやれよ、ご高説拝聴いたすからさ！
I:はい、ってわけで、これはアビーロードより後の発売ですが、録音は先です。
で、Let It Be Get Back Long And Winding Roadとポールの名作がいっぱい入って
います。ジョンのAcross The Universもありますし、結構曲の粒としてはいいものが
あります。
T:ふーん、次に俺の言いたいことは分かるよな
I:は、はい。嫌いな曲ですね。え、ええとDig It
T:短い曲はなしね、Maggie　Maeも
I:あ、はい、じゃ、じゃあ I Me Mineで。えっとジョージの曲は二曲ともイマイチです。
あ、ジョージ嫌いじゃないですよ、はい。でも、彼の才能にしてはやっぱりこれらは
ダメかなと。
T:自分のオール・シングス・マスト・パスにいい曲を残して抜け殻しか使わせなか
ったと、そういいたいのかな、わかるぜ
I:ほんと勘弁してください。
T:オリジナルはこれで終了だな。まああとシングル集のパスト・マスターズが残って
いるが。
Ｉ:やります、いや、やらせて下さい。お願いします。
Ｔ:じゃあ次はパスト・マスターズだな、頑張れよ。俺もでてやるからな。礼を言え
Ｉ:ありがとうございます（泣）