短期集中、ビートルズオリジナルアルバムレビュー14

アビイ・ロード

アビイ・ロード

私(以下I)しゅ、しゅ
天の声(以下T):お、14度目にしてようやくワシを主と認めるか。
クリスマスのときに言えば良かったのに
もはや年を跨いでおるぞ。とはいえ、許して遣わす
I:(誰が主じゃ)…ビートルズでシュといえば、もうこれにきまっ
ているじゃないですか。
T:オールドブラウンシュ?
I:切れのないボケですね、このアルバムのオープニングCome Together
にきまってるでしょ。衝撃のオープニングの後に名曲Something、人殺し
の歌、熱い三連ポップ、たこの庭、そしてヘビー
どれもこれも忘れがたいA面ですが、本領はB面ですよね。
T:あーしょうもない曲をつなげて大作っぽくみせるQuick One方式ね。
フーのパクリじゃねえか?
I:めっそうもない!!確かに冗談まじりにQuick Oneを何故かあのGet
Backセッションでやっていたので、影響があったのかもしれませんが、
HereComesとBecauseの美しさがわからなくなったのですか(怒)
あの怒涛のメドレーは確かに
再利用が多い
のかもしれませんが、
ラストのメドレーなんて絶句しかないですよ。「お前たちは重荷
を背負って生きていくんだ」なんて、解散の予言に聞こえますし、
The endのコードで押し切るジョンの豪快なソロがたまりません。
T:お前ポールファンだよな
I:その前にビートルズファンです。いやあ、そして空白の後の
冗談までと、まさにビートルズの集大成ここにありって感じですね。
なんだかボッーーとしてしまう。
T:ならもっとうまく面白く書いたらどうだ、しかもこれ書くまで
やたらと時間かかっているし。短期集中と銘打っているのだから年
内中に終わらせるべきだっただろ。
I:神はすべてを許すものです、ですよね、天さま、いや神様。
T:む、わかればよろしい。
I:(信じる馬鹿は救われるな…)では、次回はLet It Beで。