短期集中、ビートルズオリジナルアルバムレビュー11

ザ・ビートルズ

ザ・ビートルズ

天の声(以下T)ジョジョの奇妙な冒険って知ってる?
私(以下I)もちろんですよ。荒木先生の傑作ですよね、そうそうスタンドはStand
By Meから来てるしJOJOGetBackから、あー三部のラストでジョセフがカセット
ウォークマンGetbackを聴いてましたね。ジョセフといえば
T:ちょ、ちょっと待て!別にジョジョの話をする
コーナーじゃないぞ!!

I:(ふったのオメーだろ)申し訳ありません。で何で、ああそうかホワイト
アルバムってスタンドいましたね。
T:エグザクトリー。って巻き込まれちまった
I:そのホワイトアルバムってのは通称でこのアルバムはThe Beatlesという
タイトルなんですよね。彼ら初の二枚組でボリューム満点でそりゃあもう
血湧き肉躍る…ともいかないぐらい変な
アルバム
です。
T:ほう、ホワイト好き多いのにな
I:よく言われたりしますけど、短い曲とか気の抜けた曲が多いので散漫です
よね。ビートルズのいいところってうまくまとめているっていうところがあ
ると思うんですけど、これは本当にバラバラ。
ヨーコさんを初め外部の人も入ってきているので、それが強烈な個性といえば
そうなのですが、寂しさも感じるわけです。
ジョージの名曲だってクラプトンにソロとられてるし、奥さんもついでに
T:わかったわかった
I:ただ、確かに楽曲はいいのがあるんですよ。今回は1枚目の方にしますけど
前出のWhile My GuitarとかBack in the U.S.S.Rとか変拍子の名作Happiness
Is a Warm Gunとか枚挙に暇がないんです。
ただ、実験的な混沌としたRevolverの辺りと比べると投げっぱなしの感がやは
りするわけで。
T:それじゃあ恒例のイマイチ曲もたくさんだな
I:そうですね、意図がわかりにくいのがありますね。Wild Honey Pieとか。
バンガロービルは意外と好きですがね。ヨーコさんの声は子どもかと思いまし
たよ、初めて聴いたときは。あとフォークチックな曲もたまにあるとピリっと
しまるんですけど、それがあまりに続くと印象がボヤケルんですよね。
Juliaとか良い曲ですけどどうも。Blackbirdみたいな名曲もありますが。
T:初リンゴ曲のDon’t Pass Me Byは
I:あれはあれでいいと思います。いい曲かといえばハテナですが。
まあしかし、これはモノ盤が今回、今回ボックスで出たのは大きい
ですね。これかなり違いがあるので。モノはいいですよ、モノは
T:ステレオも聴こうな
I:……次回は後半Disk2についてです。
T:今回は笑いが少ないぞ
I:笑わせるために書いてるわけじゃないっすよ…