短期集中、ビートルズオリジナルアルバムレビュー2

With the Beatles

With the Beatles

天の声(以下T):ときにお前はクラシックは聞くか?
私(以下I):♪今アツイ奇跡が〜
T:……予想できたのにふった俺が悪かった。
I:あわわわ、モーツアルトとか、バッハとかうんうん、知ってますよ
T:お前はまだ甘い!今日紹介はWithThe Beatles(以下With)
だぞ。あれに決まってんだろ!そこで出すのは
I:ああ。ベートーベン。そうそう、ベートーベンを
ぶっとばせ、チャイコフスキーもですよね。
あのB面の針を落とす瞬間がいい!
T:お前のとこのレコードプレイヤー随分とほこりがあるようだが
I:は、はあ、まあそういう気持ちでCDを聴くのです。
T:確かにベートーベンもそうだが、ここはマーラーを出すのだ。
Not A Second Timeと大地の歌の共通点をきっちり説明せい
まさか、そのエピソードを知らぬではあるまいな
I:知ってますとも、でも、マーラーは巨人しか聞いたことが…
T:なに、お前阪神ファンのくせに巨人を
聞くのか!!

I:関係ないと思いますが。。すみません勉強不足で。
このアルバムはアメリカではやや曲を変え、シングル抱きしめたい
を入れたデビュー版Meet The Beatlesに対応するイギリスの二枚目
のLPです。なんと言ってもジャケット。このモノクロのハーフシャドウ
は、中身以上にエバーグリーンですね。収録曲はこのWithの場合
シングルカットがないことや、カバー曲が多いため地味な印象が
ありますが、MoneyとかYou Really Got A Hold On Meとか当時の
ブリティッシュビート勢たちが好んだR&Bの彼らの名曲の解釈が
たっぷり聴けます。オリジナル曲では彼らも好んで弾いたAll My
Lovingベースとギターとドラムのリズムがそれぞれ違いそれが交じり
合う個性的な演奏なのにとてもポップという、彼ららしい作品です。
T:ふむ、で捨て曲は
I:あーそうですね、実はNot a Second Time(笑)マーラー云々は
この曲の不人気を補うためのヤ○セでは?
T:そんなことあるかーーーーー
I:では、次回はHard Day’s Nightで。