天地人

第一回五歳の家臣
初回と言うのはまあ人物紹介の回でジャブというのが
相場な気もするし、現にこれもそうでしたな。
既に成長している直江兼続が顔見世に登場。
なんという正義に満ちたつまらん男か!と、というより
横の上杉景勝怪しすぎだろ!お前絶対関白になんか
従わないだろヨリツナ*1!!
ってわけで時は戻り少年時代。名は与六。これがまた絵に
かいたようなコマシャクレタガキで、義という字はなどと講釈してる、
五歳なのに。
しかし、そこに喝を入れる坊主が。そいつこそこのガキの師匠に
なる全祝和尚だが、「人の言葉でしゃべるな」それは正論だし
すっきりするが、あれは五歳児に対しては酷いだろ。
まあそんなこんなでこの5歳児与六はその領主の家臣になるために
修行に出されることとなる。親は悲しみをこらえて結局修行に出すと
いう感動はあれどありがちなパターンだなと見ていたら、最後にやって
くれた。
「わしはこんなとこには来とうはなかった」
これ、殿の前に初めて出た与六が言葉に詰まった後に行った言葉。
これはいい、いいぞ与六。阿部ちゃんならずとも気にいる!
うん、このセリフで来週は見たくなった。
ああ。また簡単に脚本家の思うつぼだな。

*1:北条時宗の時に北村さんが演じてた