篤姫

第44回龍馬死すとも
たいせいほうかん?それ食べられるの?
歌橋説明をせよ。
なに、幕府がなくなるだと、それは…
わたしの化粧代が減るということか
許せん
天璋院のやつに聞きに参ろう。あの女私に
配膳係をさせてとんづらした件もたっぷり
嫌味を言わねば。
「これ、天璋院、なんじゃ、幕府がなくなるとは」
ええい歌橋なにをお前が大丈夫だなどと申しておるのだ、
その役はわたくしのものだろ!!
私は天然で通っておるのだ突っ込みをさせるではない。
そもそも幕府も大奥も安泰でないなら私の
贅沢をさせてくれるところをはよ探さぬか!
戦などになったら…風呂も入れないではないか。
はあ。
ん、天璋院がまた呼んでおるのか、いい策が
できたのか。ん、薩摩が救ってくれるのか。
なに、「大奥は安泰」じゃと。この前も歌橋を
私がさんざん突っ込んだのになに言ってんじゃ
この馬鹿ものが!
なぬ天璋院が守るのか
くぅぅあの女はまあ言うことは気に障るが何かと出来るからな、
まあ、仕方無い、あのものを頼るか…
なにあの配膳すらやらん宮までもが戦うのか
正気か。
うむ〜うこのままでは私の威厳が。
ここは仕方あるまい大奥の主としての貫録を
みせねば。
「私とて!あるぞ戦う覚悟ぐらい
疲れた、歌橋また宴会をするぞ!
で、坂本って誰じゃ?
第45回母からの文
さて無事に大政奉還がおわったにもかかわらず
結局何も変わっていないところが不満な薩摩人。
いつのまにかけがをしてリタイアした帯刀がいないの
を幸いに、西郷・大久保両人は岩倉とあやしげな
策略を練る。
一方の小松さまは薩摩が戦に巻き込まれるのを
避けたいが避けられないということも分かっており
愛しの天璋院様を助けるため一計を。
そう、今泉島津の母上に手紙を書いてもらうのだ。
初めは拒絶した母であったが、「わが子には書かずに
いられない」ことと帯刀のあまりの勢いにおされ
手紙をかく。
それを受け取る天璋院は相手にしないも、重野が
そして滝山までもが「やっぱり天璋院さまは戻られた方が」
と考え説得するも結局は「大奥を守る」ことを選択した
天璋院
しかし、唐橋さん、あなた別に天璋院なんてどうでもいいと
思ってませんか(笑)
帰らないことを聞いた母は「やはり」と思っていたよう。
薩摩とそして徳川家の運命は、来週いよいよ戦になる!