篤姫

第32回桜田門外の変
薩摩では突出(脱藩)いや藩に残るなど男くさい青春劇を
やっている一方で大奥では天璋院様のめくるめく恋物語
一人目は義理の息子家茂。井伊のおっちゃんにイビラレ
テルことをネタに迫るが、母上今回は結構かわしにかかる。
二人目はなつかしき人尚五郎。といってもジョン万次郎から
聞かされる話。「私ってイイ女」気取りの「ああ。昔の恋は美し
いわ(でも尚ちゃんは私の下僕)」的なイメージ。ああこんな
お守りに向かってニヤニヤしてる奴に惚れていたのか
尚五郎。悲しいぞ尚五郎、え、感情移入しすぎ?
三人目は来ました、ついに来た、後ろの大物直弼。
「いいたくないがウマイ」これだよ、これが手だよ今までも。
で、その手練手管は心得ておりしかも自身がそれに満ち溢れて
いるはずの直弼が陥落。趣味の茶を使っての搦め手にはさすが
の鬼もだまされるか。
うーん最後まで嫌な奴がよかったんだけどね、直弼。
なんとなくこういう人物にするだろうとは思ったけど。
亡くなる前にばらしちゃったのかあ。
攘夷のことは、もっと普段の篤なら「他に手はないのですか」
などと責めそうだが、今回は簡単に納得したなあ。