梅島駅

下町というのは本来江戸から見て隅田川より向こうってことはないんだろう
けど、下町的というか庶民的な昔ながらの雑多な街というイメージで
私が真っ先に思い浮かぶのは足立区である。
この梅島駅も足立区にある駅で、東武線にあるが急行等の
優等列車は通過する駅であり、一般的には地味目。
以前は西新井側に、東武西新井工場という修理工場があり
鉄好きとしては胸がわくわくしていたのだが、今は完全に崩され
空き地になっている。が、ここにも早晩マンションが立ち並ぶことと
なり、景色がまた一変するだろう。
またこの駅、ホームの形が面白い。

用地の関係なんだろうが、相対式ホームが並ぶ形になっており
北千住側が上りホーム、西新井側が下りホームになってる。
*1
昔は上りと下りのホームがつながっていなかったのだが、今は
つながってそのままいけるようになっている。
ガード下の駅舎のイメージも昔ながらの高架駅で、

すぐ真下に旧日光街道である広い道路が走っており、
ロータリーはない。
駅の近くにおなじみのバーガーチェーンやら和食チェーンもあ
るのだが、なんとなくクスンだ感じがする。それがなにか心地よい。
余談になるが、都バスの終点でもある、足立梅田町のバス折り返し場

*2がこの駅から少し歩いたところに
ある。浅草寿町からの路線なのだが、この梅田町から放水路土手下まで
の末端区間は、狭い道を中型バスが行きかう
スリリングな区間が楽しい。

*1:上の写真は北千住がわホームから西新井側を望んでいる

*2:住宅街の中に折り返し場がある