風林火山

第15回諏訪攻め
あらかじめ策を仕掛けた勘助だったが、ある程度諏訪領内の裏切りは
教来石の活躍*1もあって成功していたが、肝心の高遠が先陣を切ると
いいながら先陣をきらずに見ている。ここら辺でまたご老臣達が勘介
イビリ?に入るが晴信は気にせず、次の策を勘介に求める。
とにかく「武田」が攻めたということにせず、「高遠」が攻めて怒りの矛
先を向こうに向けさせるのが肝要ということで、諏訪勢が武田方に攻め
てきたのをうまくかわしつつ、上原城を焼かせ、それを見た高遠が諏訪を
攻めるという勘助の二度目の策が成功した。
この大河の特徴はこのよく策が決まらないということだなと思う。
実際そんな百戦百勝といかないわけで、こういう勝ち戦でも失敗しつつ
というのが、なんだかいい。
で、「高遠」「武田」連合は諏訪を抑えにかかり、そのまま一気に潰すと
思いきや、武田方は諏訪に和議を申し出る。しかも武田も怪しいと思って
いる諏訪家中に「諏訪様が怖かった」などといけしゃあしゃあといい、
それも「高遠」に噂を流されたと捏造し、憎しみの矛先を高遠に向けさせる。
そのあげく武田が諏訪に完全併呑*2
し武田がコントロールするという武田の思う壺にしてしまうとは。
恐るべし勘助。
しかし、それに納得しないものがいた。その名も由布姫。
さて由布姫と武田家の戦いをどうえがくのか?

*1:最後ピンチにもなったが

*2:武田家の血が流れている嫡男を諏訪に置くため