冬の18きっぷの旅(3)

1月9日分、私の書き具合も遅延気味ですね。。
この日は朝も早く出発。まだ真っ暗の豊岡を出る。豊岡駅は駅員がいるのに出札は
していない。山陰線上り、福知山・綾部方面へ向かう。綾部を過ぎた辺りから高校生
が乗ってきて、やや賑やかに、華やかに。外は雪化粧、遅い朝日もようやく上がり
田舎の日常が心地よい。だって私はストレンジャー

下山なんていう忘れがち*1な駅で結構降りるのね、学校があるのか?
ここを過ぎるとまた高校生が乗ってくる。園部までくるともう雪はなく、普通に近郊
都市の香り。ここで湘南色の113を併結。亀岡をすぎれば普通の通勤電車。
そういう意味では旅情はないが、やっぱり京都への道はいい。
京都駅に到着。ここでは色んな電車、色んな特急が見られる。お寺や街の散策を
じっくりとしたいのだが、今回はそんな旅ではないし…。
京都駅の烏丸口*2って「京都」だけで「駅」が書いてないのね…
同行者に言われて気づいた。何でだろう?

もう少し京都にいる予定だったのだが、駅のアナウンスで「神戸駅での事故のため
ダイヤが乱れております」というのが流れていたため、早めに出立。各駅の米原
だったが各駅でも早い。JR西日本は運転手の名前が張り出してあるのね、
この区間は女性運転手でした。
北陸との境米原は2日前にも素通りしたのだが、この日は乗り換え。そうそうその
7日の日は米原に特急「雷鳥」が来てたな、湖西回りが不通だったので。
乗り換えて東海圏内へ、この旅初のJR東海圏で大垣へ。ここで時間があったので
外に出たりしたのだが、この駅については、後日駅コーナーで紹介しようかと思う。
ここで「美濃赤坂に行きませんか?」と同行者が提案。おお、その手があったか。
美濃赤坂東海道線の支線の終点の一つで、ここを乗ることで東海道線は私は
完乗ということになる。

行って帰るだけだったが、上の写真のように構内も広い美濃赤坂駅には風格
があったし、カーブの無人駅かつ唯一の中間駅荒尾も面白かった。
この線昼は極端に本数が少ないので*3アクシデントがなければ、もうちょっと
京都にいた分、ここは訪れられなかっただろう、偶然に感謝。
再び東海道線の本線に戻り、名古屋・豊橋・浜松へ。豊橋までの新快速はクロス
シートだが、豊橋−浜松はロング。蒲郡浜名湖競艇の広告が目につくが、
蒲郡競艇の広告がキャッツ・アイ*4だったのは嬉しいような、悲しいような。
ああ、競艇オヤジの年齢層にピッタリの年齢にオイラもなっているのだな…と。
浜松―静岡もまたロング。しかも3両編成は満員。磐田・掛川とだんだんお客が減り、
島田までは少なくなる方向。そこから先は駅間も少し短くなり、人が増える。
静岡で再び下車。3月になくなる特急「東海」に乗るために小休止。
その「東海」号は373系電車。

うーんこれって今ひとつなんだよな、ただ、セミコンパートメントは雰囲気があって
いいね。自由席だったし、空いていたのできっちりここに座る。

しかし、この特急、いきなり清水までの区間で遅れが出たため、またもダイヤが狂う。
そこから大揺れに揺れるほどのスピードを出し東海道を東上。
揺れすぎ、優雅さがなし、必死さが特急らしくない…。
でもやっぱりなくなるのは寂しいなぁ。
結局これには小田原まで乗車。沼津で231系を見るとなんだか東京圏に帰ってきた
という安心と残念さが入り混じる。
小田原からは湘南新宿ラインに乗り大宮まで乗車。これまた長旅だよな。ただ高崎
行だからここから先も長い。長距離鈍行って昔あこがれたけど、実際乗るとやっぱり
シンドイな。
まあ、この日も一日良く乗った、疲れた、しばらく乗りたくない気もするけど、
でもまた乗りに行ったりするんだよな(笑)

*1:失礼

*2:伊勢丹のあるほう

*3:逃したら2時間半後

*4:もちろん来生3姉妹のあれの方だ