冬の18きっぷの旅(2)

1月8日の巻。
今回の最大の目的は冬の餘部。そのために来たわけだ。但馬ブーツ*1
身につけいざ餘部へ。豊岡からの列車には意外にも混んでいる。連休最後の日
だからなのか、それとも同じ目的なのか…カメラを装備した客も結構いる。
しかし、まあ結構城崎温泉で降りましたけどね*2
竹野駅は何故か上りホームに人が多く、しかもジョイフルトレインっぽいもの
(後述しますが)が来たので団体だったのかもしれない。
ここから先は車窓に日本海が入ってくる。

寒い色、晴れと曇りと雹が混じる天気。ああ、日本海。結構落ち着くのは私は
ここらで生まれたからか*3カニでも有名な香住を過ぎる
とついに目的地餘部。結構人が多い。
昨年の9月に来たばかりなのだが、雪があるとまた一味違う。

うろうろとしていたら某新聞社の方が取材に(笑)。餘部の宿を取るのが大変
だったようです。その後集落の方に降りていく。やはり寒いがここは何とか
想定の範囲。「はまかぜ」が主目標なので、ここから3時間程時間つぶしだが、
晴れ間も少し覗いたのに雨がだんだんと降ってくる。
風とあいまって、エライ天候になってきた。しかも同行者は傘を運悪く列車に
忘れたため、余計エライことに…。
はまかぜ」が来る時間になるというのにだんだん天気は悪くなる一方。
撮影のため再び坂を上り集落から駅へ上がり、駅の上の丘にある「お立ち台」
に行くがもうすでに先客が何人も。
残念にもトンネルまで写る場所はもうすでにリザーブされていた…。
普通列車2本で試し撮りをし本番に備えるが、当然これでくる人もいるので
さらに撮影ポイントは混み出した上、ついに雹まで降りだしてくる。
その一番悪天候の時にはまかぜがやってきた。戦場と化してる撮影場。
ああ、前のオバちゃんの傘がジャマするし…。

まあ、なんとか撮れたけどこの時が一番ヒドイ天気だった。しかし、一瞬で
冬景色らしい白く染まった風景にはやはり感動。こんな悪天候だからこそ
こういう写真が撮れたともいえる。
再び下に降り今度は上りのはまかぜを狙うが編成が長いこともありなかなかうまく
いかない。
下の喫茶店で暖をとっていると、また普通列車が、あれ!さっき竹野で見た
ディーゼルだ!あわてて撮るが当然だめ。(喫茶店の窓越しだし)トホホ。。
もう一本延長してくるはまかぜを撮るかどうするか、同行者と相談するもやっぱり
天気もキツイし帰ろうとなり、また坂を上り駅へ。すると来たのはさっき来た
特別車両。これどうやらリゾート&シュプール号というものらしく、京都所属の
キハ65。この車両の餘部の画はうまく撮れなかったが、乗れたのはラッキー。

上の画像が橋上から見た餘部の海。窓につく水滴がポイントになっているかな。
城崎で時間があったので、これを撮影できたのもよかったかな。

しかしこの列車も玄武洞付近の踏切故障のため遅れ。トラブルが続くよな…。
疲れたけど、日本海の厳しさを体感出来たいい経験の日でした。

*1:つまり長靴

*2:ただし残った客もかなり多い

*3:育ってはいないが