冬の１８きっぷの旅（１）
日、月、火で１８きっぷの旅をしてきました。
といっても今回は１８だけじゃなかったんだけど。
目的地はまたも餘部。今回は同行者あり*1の冬の旅だった。
まず７日。この日は全国的に荒れ模様の天気だったがその影響がやはりでた。
初めは大宮から新幹線。気づいたら越後湯沢。新幹線は偉大だ。つまらんけど
越後湯沢で同行者と合流。そちらはここまでも１８きっぷという気合の入れよう（笑）
2人旅となったところで特急「はくたか」に乗り継ぎ。急いで乗ったため間違えて
喫煙席に乗ってしまうというのっけからハプニング*2。
電車でGO2で見慣れた光景のほくほく線に初めて乗る。トンネルが多いけど
やっぱり感動。ただ雪が思ったほどなくて、十日町あたりでもそこそこな感じだし
くびきの辺りは雪が全然ないというちょっと拍子抜け。
風がさらに強まり、富山、金沢と旅は続くがそこから先の接続があやしい。
特急「しらさぎ」は運転中止といい出していたし…。
金沢からは18きっぷ旅を開始。だが風の強さは予想以上で、駅で普通電車が足
止め。12:15発の予定がまだ10時台の普通が停まっているという始末。
しかし何とか13:00ごろには動き出す。同行者は前にかぶりつきで、私は運がいい
のか悪いのか、地元のご老人に話しかけられ、そのお相手。
といっても相づちをずっとうっているだけだった気もするが…あれでよかったん
かいな。
さらに芦原温泉で、40分停車と言い出し、後続の列車に乗ってくれとのことだっ
たがそれが中々来ない、こんなことなら車内で待っていたりとか、外に出たり
とか色々できたのになぁ。
やっときた後続に乗り福井で乗り換え。ここは定時だが、予定より一本遅れ。
ただ、敦賀で待たされる予定だったから良かったのかもしれない。とその時は
思った。ここで来たのは9月に入りたての521系。
まだ地元民も慣れていないのか意外とドアを自分で開けるのに手間取っている
人を見かける。2両編成だったからかかなり人が多く乗っており満員。
ここで印象に残っているのは今庄辺りの雪の多さと、同行者が「大土呂って
土呂よりもそんなに大きくはないですよね」というネタ。
いや、まあ土呂よりは大きかったよね。読み方もちょっと違うし（笑）。
というか土呂ってすぐ出てくるのが埼玉人ならではだな、普通出ないよ…。
さて北陸のジャンクション敦賀に着くと、みんな早足。我々も続く。
だってここから京都までのロングランに座れないのはつらいから。
新快速敦賀乗り入れは、この大きい駅の端の狭いホームというなんだか寂しい
ところ。4両対応というのも寂しい、仕方ないけど…。
なんとか席を確保してホッとしていると車内放送が流れる「この列車は湖西線
不通のため近江塩津行になります、京都大阪方面へお越しの方は米原経由で…」
えええ！！今回湖西線が唯一乗ったことのない区間だったのにぃ！！！
風には弱そうな線だとは思っていたが…。。まあ仕方がない。
で近江塩津。寒い。雹が降っているよ！狭い通路をこれまた早歩きでホームを
渡ると、あれ、さっきホームに入線していたはずの電車がいない！！
どうやら特急を通すために引き上げたようだ。もろに雹と風を受けた上に、
狭いホームで特急風（笑）を受けなきゃならない。しかも人が多い。
何重もの苦難の近江塩津。旅の痛い思い出にそのページが刻まれた。
ここもなんとか着席は出来たが、この日の目的地豊岡に予定していた
時間通りにはつけない。山陰回りだと福知山で時間が余る上、普通のみだと
２３：００ごろになってしまう。同行者と時刻表とで思案の結果、姫路回りを
取ることに。*3
おかげで新快速に3時間10分乗車。ひょえー昔の東京-新大阪のひかり並じゃん。
しかも、この新快速は播州赤穂行きだからまだ先まで行くのね*4。
闇の中３都を駆け足で抜ける。あそこもここも寄りたいが時間がない。。
姫路につき、その駅そばを食い、播但へ。こちらはロングシートのみ。これは金沢
から初のこと。寺前で乗り換え。播磨と但馬の境辺りはさすがに雪景色。寒さも
車両の外から伝わる。ここからのキハ４７は２両。
でも１両貸切！！しかし外は人家の明かりすらない。
私は何度もここは来ているから知っているが、同行者は初めての地。どう思ったん
だろう。。
終点和田山から、悔しいが特急「北近畿」に乗車。
車掌さんに「乗車証明はお持ちですか？」と聞かれるが、いや、１８きっぷだって
いったじゃん…。まあ納得してくれましたが。
この北近畿も結局遅れており、ほとんど時刻どおりでない*5スタートとなった。
こういうのも珍しい。豊岡は雨。せっかく冬に来たんだから、雪というわけには
行かないのか？
