25回
長万部駅。函館本線と室蘭本線の分岐点。
名物のカニメシはもう駅では売っていないのだそう。
「おしゃまんべ」といえば、今泉君*1が
真っ先に思い浮かびますなぁ。
それはともかく。旅。
函館から大沼公園へ。北海道らしいこの湖。旅人とともに
しばし画面に釘付け。なんで本州とこんなに違うのかなぁと
思う。落ち葉に絵を描く関口氏。近くのお店の人に絵の具を
借りる。そして続く下車駅森*2で、額縁を
求めて完成。冬の大沼湖。枯葉にあえて冬を描いたらしい。
それから八雲へ。噴火湾沿いの太平洋というのは険しい感じがする。
同じ太平洋でも場所によってこうも違うのか。日本は広い。
八雲でさけの産卵を見た関口氏。そのさけの死骸が自然の残酷さを
伝える。「死ぬということではなく、さけが一生懸命川を遡上し故郷に
なったことに救いを感じる」とは関口氏。今日のテーマが「救い。」
うーん、私はそこまでは感じられなかったが、生で見る目というのは
何かが違うのだろう。
しかし、このせっかくのいいセリフも、貨物列車の通過と音声が重な
ったのはいただけない。貨車の音も、関口氏の語りもじっくり
聞きたかった。DF200カッコイイのになぁ。
八雲から長万部へ上がりこの日の旅は終了となった。
