23回

青森県三厩駅津軽半島の先端にある駅です。そのむかしは
「みんまや」ではなく、「みうまや」と読んでいた駅で、
「あさひがわ」*1等と同様「駅名に違和感」のある駅でした。
駅には訪れた人がその足跡を記録できるように、「ノート」
が置いてあるそうで、なんと77冊になるそうだ。
過去76冊もきっちり保管されているとか。
早速関口氏もノートに記念のお絵かき。キハ40と思われる
列車の行き先は「未来」同時に書いた詩は「タイムカプセル」だそう。
また、この駅が丁度春から合わせて100個所目の駅*2となり、
本州最後の駅というメモリアルと重なった。
これは偶然じゃなくて、狙ったんでしょうけどね。
さて昨日の旅。
五能線3日目は木造―陸奥鶴田へ。下車してりんご畑を
訪ねる関口氏。りんごはまだ収穫期ではないが、赤い。
現在は「葉つみ」という作業を行ったり、色のついていない
面を日に当てて色をまんべんなくつける「つるまわし」の作業
が行われているそう。つるまわしは関口氏も挑戦していました。
そして近くに飛来したハクチョウを見物。今日のテーマはこの
ハクチョウの北〜南と関口氏の南〜北という交差した出会いが
あったということで「交差する旅人」だそう。
鳥の旅は必然だが人間の旅は時によっては不要なもの。
こういうことをできるのは人間の特権だよなぁ、と私は改めて
感じた次第。
そこからは途中下車なく乗り換え。川部からは奥羽線で青森
津軽海峡線蟹田、その支線になってしまった感じの津軽線
*3三厩へ。
Y字ポイントに線路に生える草。ローカルのロマンですな。
海にでて、北海道を望む旅人。ホント、鹿児島からここまで
来ちゃったんだなぁ。いよいよ明日からは北海道です。

*1:今はこちらも「あさひかわ」

*2:放送は九頭竜湖が2度のため101回目

*3:本当は蟹田までも津軽線ですが