2011-05-08 江〜姫たちの戦国〜 大河ドラマ 第16回関白秀吉 人間は勝手であり、それぞれの 欲望や、葛藤のために戦ったり もちろん誤魔化したりする。 そしてその枯渇した思いに対して どこまでも求めてしまう悲しさも また人間ならではであり、そこに 悲喜劇が存在する。 今回の秀吉が家康に対して妹と 母を人質に出す話は、まさにその 濃いエキスが入っている話のはずで ある。 のに、何だろう…その人間の悲しさが 空しさが、あまりにも現れないのは。 あげくに茶断ちと茶々断ちって。 しかも利休にそれを言わせるのか…。