龍馬伝

第26回西郷吉之助
海軍操練所が解散になり、勝先生の紹介で薩摩に行く
龍馬。そこで出会うのがかの西郷どん
ひとしきり女談義に盛り上がったあと、西郷に対して
「日本の中で戦ってる場合じゃないろう」
と言うが、西郷は屁とも思わない。「おいどんは薩摩ラブ
もんそ」だそうで、おおよそ斉彬公あたりに日本とはと
説かれたはずの人物とは思えない。
が、ここは主人公補正が入り「そいでも坂本さん次第じゃ」
と受け入れを龍馬に告げる。それでもほいほい乗らない
龍馬。しかし、解散して行き場のない仲間を見ると結局
引き受けるしかないのか?緊迫感があるはずなのに、
なんかのんびりした感じを受ける。
一方そういうわけに行かないがけっぷちなのが土佐。
毒饅頭を託された弥太郎。迷いに迷ったあげく、あの
くそオヤジに「以蔵に食わせちゃれ、それが武市さんの
気持ちがわかったことじゃ」とか言われて、以蔵に食わそう
とするが、手が震えて渡せない。もうその時点で以蔵は
この饅頭の毒というのがわかっていたようなのだが、それで
も食べようとする、彼から饅頭を奪う弥太郎。なんて悲しい
んだ。にひきかえ武市さんの「死ななかった以蔵」に対して
の落胆は……