龍馬伝

第16話勝隣太郎
江戸で評判の勝先生に会いに行く龍馬。
しかし、松平春嶽公までおも利用するという
大物というかうつけというか、ある意味さすが
の龍馬だったにもかかわらず、当の勝にはま
るで相手にされず、×の付けられまくり。
まあせっかちな人にある意味天然の龍馬では
初対面がうまくいくはずもない。
えも言えない大物感というのが龍馬の武器だが
勝の前ではお世辞をいったりと普段の彼も出せず。
よくある話だよね、こういうのって。
ただ、勝はいつのまにか弟子にしていた饅頭屋やら
武市やらの土佐勢の話を聞いて、もう一度あって
見たくなり呼び出す。
今度はじっくりと話を聞く心づもりで招くと「海軍が
必要」というところに自力で導き出した。もうこれが
勝先生には大うけで、結局弟子に。
初めから軍艦見たときみたいに無垢な彼を出せば
こんなに苦労はしなかったのに…。
なにはともあれ無事勝先生に弟子入りめでたしめでたし
って、佐那ちゃんが可愛そうすぎる。
第17話怪物、容堂
今回は息継ぎ回か、特に目立った動きはない。
山内容堂が出てきてごちゃごちゃといっていたが、武市も
いい迷惑だよね。すっかり上士きどり、もうこの回で上士
になったのだが、後は転げるだけ。人の道ってのは苦難
ばかりなり。それは佐那ちゃんもそして以蔵も一緒。
佐那ちゃんの場合は自分から「幸せだ」と言っただけいい
のか。定吉先生の言葉じゃないが、「人の道はそれぞれ」だ。
ああ、俺も何も道はないなあ。