第一回ベガーズ・バンケット

ベガーズ・バンケット(紙ジャケット仕様)

ベガーズ・バンケット(紙ジャケット仕様)

天の声(以下T):落書きっていうのは真実を写す鏡だよな
私(以下I):そうですか?某ちゃんねるとか、真実じゃないこともいっぱいあるし
T:それこそが正に真実じゃないのか?
I:なんかかっこいいこと言ってますね。しかし公衆トイレの落書きというのは
あまり気持ちのいいものではないですね。
T:便所といえ!
I:(何だ、その変なコダワリは)はいはい、公衆便所ね。天さんの時代はボットン
ばかりでしょ、どうせ
T:余計なお世話だ。で、このアルバムのジャケはまさにその下世話だが真実を
写しているよな
I:そんなにマジマジと見たことはないですが。。まあしかしインパクトは強いです
よね。これ初めてLPで買った時にこっちのトイレ、じゃない便所バージョンを選ん
でかいましたもの。
さて、これは68年のアルバムで、ブルース回帰ということで名盤扱いされています
が…私の体にはあまりブルースの血が流れていないのか、そんなにピンとはこな
いんですよね。
T:お前センスがないからな
I:(クソ、うるさい、人の気にしていることを)天さんはしょっぱなから自分のことを
歌われてますから気持ちいいでしょ?
T:ふ、悪魔だといいたいんだろ、もう少しヒネレよ。
I:この悪魔を憐れむ歌はすごく好きですね、彼らの得意なボ・ディドリー的な感覚
を何故か思い出すサンバのリズム(なのか?)の繰り返しとミックの不気味な感じ
を出す歌い方。これはいいです。でも後はなあ。Street Fighting Manもそんなに
好きじゃないしな。なんかわからないけど、Parachute Womanは頭に残りますけど
ね。Salt of the Earthとか、Prodigal Sonとかなんとなく難しく走っちゃってるんじゃ
ないかと。まあ多分にブルースにはまってないからでしょうけどね。
T:ブルースを欠いて60年代を語るとはとんでもない奴だな。もう一度聞きなおせ
I:そうですね、勉強しまーす。