短期集中、ビートルズオリジナルアルバムレビュー6

ラバー・ソウル

ラバー・ソウル

天の声(以下T):イミテーションってさすごくひかれるよね
私(以下I):わかりますわかります。本場者だとなんとなく落ち着かないというか自分
の手にしっくりこない気がするけど、美味しいとこどりというか手に届きそうなとこ
ろにありますものね。
T:ビートルズの自嘲がこの題名に盛られているけど、そこが彼らのセンスだと思う。
その自らイミテーションといっておきながら、模倣模造のみならずそれをオリジナル
に昇華しちゃうなんて並じゃないな。
I:芸術は模倣に始まるけど模倣で終わっては
いけない。

難しいですけどね。ってか今回まじめな展開ですね。
T:いやたまにはな。じゃあ内容いってみようか
I:モータウンを意識したDrive My Carなんて聴いたころはモータウンがなんぞや?
も知らなかったので、飛ばし曲でしたけどね。
T:一曲目なのにか?
I:前も言いましたが、カセットにとってもらったのが私のビートルズ初体験なので、
連続してHELPから来てたんですよ。で、ミスリジーとこれは飛ばし(笑)
T:ひどいな。。
I:今はカッコイイと思いますね。The Wordもソウルな感じだし。ただ、結局クラ
シカルな枯れた感じの曲に名曲が多いですね。MichellとかGirlは言うに及ばずで
すね。とはいえ、In My LifeがEMIの今年の紙ジャケ記念の
人気ランクで二位ってのは驚きです。
いや好きな曲ですし、学生時代にジョージ・マーティンのソロをさんざん練習しま
したけど(笑)。
T:そこに力を入れすぎて最後の裏声がかすれると(笑)
I:そんな黒歴史はどうでもよいです(笑)。まあ、アルバムの流れもいいですし大好
きなアルバムですね。
T:そんな中でも捨て曲はあるだろ
I:ありません!といいたいですが…
T:だめだ!
I:うーん強いてあげれば、単体のThink For Yourselfかな
T:君前回もジョージだったね、ジョージ嫌いなの?
I:だから強いてっていったじゃないですか。流れだとwordとつながっていいんだけ
どな。ファズのかかったギターより生音が聴きたいんですよ。うん
ほんといい曲ばかりですね。夢のような時間だ。
この頃のシングルDaytripper、We Can Work It Outも含めて一番好きな時期です。
次は私の一番好きなRevolverです。
T:なんか俺の出番少なくない?