今日の一曲:京都慕情/渚ゆう子

中年男が町にある決して派手ではなく渋めの店でメシを食う
ただそれだけなのに味わい深い漫画「孤独のグルメ」に
今更はまっている。
いくつかのお店は場所も知っているがよく考えたら食べたこと
があるのはカツサンドぐらいかな…。
で、主人公の五郎氏が深夜「腹がペ○ちゃんだ」というオヤジギャグ
を発して読者を唸らせたあとコンビニのゴハンを1892円も買い
こむという荒業を披露し「むしゃむしゃ」食べているバックに流れて
いるのがこの曲。
ジャズ*1のCDをやめてラジオにしたら流れてきた
この曲にトホホと言っている主人公五郎氏だがなんのなんの、このベンチャーズ
作曲の渚ゆう子節が夜のおっさん一人職場になんかわからんけど似合う。
まさに「あなたにお似合いなのはこういうものですよ」
決して上記のジャズのイメージではないよ、うん。
渚ゆう子さんの声ってムード歌謡調といいますかジメっとしてて涙腺が
うるっとくるんですよね。こういうのをイイと感じるのはまあ私の年齢も
あるでしょうね…。
同じく彼女のヒット曲ベンチャーズ曲「京都の恋」はベンチャーズ色がもっと強いん
ですけど、これはしっとりしていて日本に溶け込んだ感がありますね。
琴の音もいいですね。ああコンビーフ食いたくなってきた。

*1:Waltz For DabbyとMoanin'