緑が丘駅

イメージって大事ですよね。今民主党の党首選がやってますが
前の自民党の総裁選でもそうですけど、テレビはイメージをどう
よくしていくか*1が重要な戦略ですし。
それにしても選挙演説は一応どの党にも割り振るのに二大政党
だから首相を決めるからテレビを宣伝に使うのもOKというのは
何か腑に落ちない。もっと長くすればなんていってる議員もいるらしいし。
まあ密室で全員一致で決まるところもどうかとも思うけど。
あれ。また本題からずれてる。
東急の話です。東急ってイメージ先行のまちづくりをしていき
成功にもっていった企業ですよね。「田園調布」しかり
「たまプラーザ」しかりこの駅の隣の「自由が丘」もそうですね。
この緑が丘もてっきりその系統かと思っていたんですが、違うらしくて
地名の方が先だったようです。
と説明しましたが、「緑が丘」ってどこなの?って人の方が多いかと。
東京の人でもイメージが浮かばないかもね、この特徴なさげな駅名は。
先に書いたように、「自由が丘」と「大岡山」*2
挟まれた大井町線の駅です。
大井町線というのは鉄道好きにはかなりたまらない路線です。
というのは、ドアカット*3される駅が二つも存在したり、
今だに構内踏切*4があったりとか。
東急というと混雑のイメージが強いのですが、この大井町線はまだ空いている
方で生活路線のイメージも強いところもまた魅力です。
とはいえ、今急行が走りはじめ溝の口乗り入れが始まるという変化が
あるためこの姿がどこまで続くかですが。
で。この駅なんですが、なんの変哲もない高架駅です。
大岡山から高架を登って、「え、もう駅?」ってところにあります。
急行も止まりません↓

またホーム工事中ということもあり狭いし、屋根は自由が丘よりの
改札近くにしかないなどローカルな雰囲気が満点。
駅の中にはトイレがないほど*5のシンプルさだ。
また、まだ東急の古いタイプの駅名板*6が残っている
のがポイントが高い。背景が黒で白抜きの文字。
白地に黒の文字に見慣れた眼には「ああ、これが東急だ。なんかカッコイイ」と
その東急クオリティ!にひれ伏したものだ。

駅舎はロータリーもない駅だがきちんと半円状の屋根があるところが
ただの高架下の駅とは違う。中目黒とは違うのだよ。まあ道路の
広さも違うが。。ちょっとレトロモダンでしょ。

目立たないけど街に溶け込んでいて気付けばある駅。こういうのっていいですね。

*1:中身は?(以下略)が伴うが

*2:この駅も乗り換えがある

*3:電車がホームに収まりきれなくてドアが開けられない車両がある

*4:駅に入るのに踏切をわたって入る等々力駅がある

*5:笑,ちなみに駅出たらすぐ近くに公衆トイレがあります

*6:今のは赤い線が入っていたりする、私には逆に安っぽくみえる