今日の一曲:恋はそよ風/いしだあゆみ

いしだあゆみさんといえば、まあブルー・ライトなのですが、とり
あえず、今日はやめて(笑)こちらを。
これもブルー・ライト・ヨコハマ同様筒美京平先生の作品ですね。
筒美京平
この曲も、あの曲もかというぐらい代表曲が多すぎて紹介できませんが
洋楽を非常にうまく己に消化して昇華して、その世界を拡げる人です
その元ネタらしきものが非常に興味深い。
なにせ、サザエさんの終わりの歌までも洋楽!
1910フルーツガムカンパニーのバブルガムワールドだと知った時には
驚愕した(笑)ここから来るかと。
きっと1910フルーツガムカンパニーなんてグループは世間に失礼ながら
忘れられているだろうけど*1この曲は
日本国中に知られているのだ!
で。この曲も実にわかりやすい前奏だ。あ、バカラックだ、サンホセだと(笑)。
ベースのみならず、コーラスまで。
しかし、なんだろメロが始まるとやっぱり違うんだよね、当然だけど。
Aメロは平坦なのですが最後の♪ヘヘーイヘーイってのがすごくいいアクセントに
なっています。
そしてサビの♪恋はそよかぜ〜にからの日本人泣かせのすこしセンチなマイナーな
メロディはさすがの京平節だ。なんて名曲なんだ。
しかしそれにとどまらずサビの後にまた丁寧にもサンホセ的アレンジ(しかも前奏
部と違うところ)に舞い戻るのがすごい。
いしださんの声はあまり好みではないのだけど、この曲はかわいいらしくて良いです。

*1:てか、知らない人が多数だろう