風林火山

第43回信玄誕生
女二人
一人は勘助の娘にならされたリツ
中々勘助は強情で落とせないが、リツも頑固。
あくまでも勘助の奥方になりたい模様。
勘助に従うとみせながら、中々切り返しもうまい。
僧侶になった道鬼(勘助)に対して「殺生も断ちまするか?」
というし。しかし、酒をすぐに断てない勘助や、「計略ではない」という
信玄(晴信)の実に悟りを開いていないこと、天晴れだ。
その柔軟さは時に己を生かすと思う。
「守護だから耐えなきゃならん」という晴信が逃げずに生きられるのは
こういうことができるからなんだろうからな。
もう一人は浪
あくまでも景虎を慕い、そしてその言に逆らわず、それに逆らわない
ために(なのか?)尼になる。これで幸せなのだろうか。
果たして幸せってなんなのか、武田家家臣団のような柔軟さが
少しでも景虎にあればなあと思う。一々京都に行くのにはみんな
呆れてるしなあ*1
幸せは男と結ばれるだけではないのだろうけど…。

*1:本人も大真面目だからなあ