特急田中3号

今回は桃山さんの主役の回。
本当にこの人優しいんだな、憎めないボンボンというか。
自分が家族に勘当されそうになっても、笑顔でみんなで
写真を撮ろうというなんて…泣けてくる。
多分自分のふがいなさに、父の前では全く今までは萎縮し
ていただけで、何も言えなかったんだろうけど、きちんと
「彼らは最高の友人です!」と断言したところもよかった。
琴音ちゃんも、金以外の桃山さんの魅力にはまってきている
のがいいね。
それと同時に田中君はスーパーマン、教授の心まで動かした
というのが、実際のところは「桃山家が裏から金を回した」
おかげという切ないところがまたいい。実際うまくいくこと
なんて少ないんだからね。
桃山父には最後まで「鉄道はくだらん」路線でいって欲し
いな 、後の話で鉄で助けられる出来事があったとしても。
で、鉄系のコネタは、マスターが桃山さんを評して「北上線
経由の秋田リレー号みたいな奴」これは大笑いしてしまった。
鉄しかわからんネタだ、説明すると*1これは秋田新幹線
作るため、従来あった田沢湖線盛岡-大曲(秋田)を改軌*2工事
しなくてはいけなくて運休をしたのだが、その時に新幹線から
秋田へ向かう乗客を盛岡より南の北上から北上線経由を通り
乗り継ぎをさせて秋田に運んだ暫定的な列車が
「秋田リレー号」なのだ。
つまり、新幹線ができたら用なしっていう悲しいものである。
でも桃山さん、あんたは用なしにはならないよ!!

*1:笑、説明したがるのって花形さん同様、鉄の特徴だよな…

*2:新幹線と在来線の線路の幅が違うため