風林火山

また一週遅れが始まったのに、書くのもなんなんでしょうね、自分。
第7話晴信初陣。
仕官のための諸国巡りが続く勘助。前回最後にものわかりの
よさそうな北条の殿に会いようやく、かと思われたが、晴信とは
違った攻め方で勘助の「恨み」に対しての諭す。「自分は臆病もの
ゆえ恨みを持った今のそちの仕官は許せない」というような意味のことを
いい、これまた晴信と違う観点からの人物の見方使いかたをする、
が結果は間者として使う。再び諸国を巡る勘助が訪れたのは真田。
事件に遭遇し、助けた相手は村で別れた平蔵。彼が武士になろうと
していたのは、成長なのかナンなのか。まだミツヤンを殺された
恨みを持っている勘助を見て安心する。ホントミツさんが好きだったのね。
勘助もその「恨み」を引きずったままの状態に悩みつつ、諸国で
否定をされてきたのだが、この真田では、「恨みを力にすればよい」
と初めて肯定感を持たれる。が、そのことにむしろ戸惑う勘助。
否定される人生だとそうだよな。しかし、美しい真田の奥方に
「殿は変わり者だが人を見る目は確かです」と言われちゃ張り切るよな。
一方その勘助に狙われる武田家側はもうブラック。晴信様は「恨みで
大望は果たせない」なんていっていたセリフを自ら戒めようと必死で
努力しているようだが、鬼畜信虎の前では何も通じない。
天然の三条夫人が仕入れてきた、馬情報に罠ではないかと疑いつつ
「でも恨みでは…」と多分思ったのでしょう、信虎に甘えようとするが
待ってましたとばかりに、信虎は晴信イビリ。晴信は結局怒りを爆発
もさせず下がっていくが、見ててつらい、三条さんに対して「うまくいった
が、馬はもういらない」という所も切なかったな。