功名が辻

36回豊臣の子
それぞれの欲望がいびつな形で大きくなっていく。
そういう時代なのか、はたまた人間というのはそういうものなのか、
孤独、恐れ、欲望。
乾いたものを満たそうとして、何かにしがみつくために、大きな溝を作り
それがまた人とのつながりを憎悪に変える。そしてなおさら何かに
しがみつく悪循環。
それが権力というものなのか。
秀吉、家康、北政所、淀、三成さらには千代*1
この誰もが自分のやることこそ大義であり、許される特権であると
思っているところが人間の愚かさであり、弱さであり、汚さであり
それが強さにつながる部分でもあるのだろう。
誰もがしたたかに世の中を生きている。
したたかに生きられない清きお馬鹿*2は結局殺される。
いやな時代だったんだよな、ま、普通のお馬鹿はこんな奴らに支配されるだけ
なんだけどね。
一豊さん?彼はお馬○かもしれんけど、千代の言うことをとりあえず聞いている
からな*3

*1:六平太が純粋な千代とか言っていたのはちょっと笑ってしまった、惚れたオンナを正確には、見られないわな

*2:いうまでもなく今回タヌキに誉め殺しされていた、関白

*3:このドラマの中ではだが