鉄道旅行記③

台風が接近するというニュースを聞いたこの日8日。
しかし北陸は快晴。前日が始発だったのでゆっくりという
予定だったのだが、「行けるでしょ!」ということになり、
7:30には出発、福井の街をちょこっと歩く。
ここは福井鉄道路面電車が走る街でもある。

乗りに行きたかったが、一人ではないためにそうは
いかない(笑)。
福井から北陸路を南下、北陸トンネルの長〜い暗闇を
抜けて、港町敦賀へ。
ここで、極上焼鯖弁当を買おうと思ったが、10:00前なのに
売り切れ(泣)。仕方なく普通の焼鯖と穴子を買い食べる。
穴子のほうが美味しかった(笑)
さらに北陸線を長浜へと向かう。ここで再び419系
撮影のメッカでもある新疋田を通過するが、なかなかに
車窓撮影はうまくいかない。そうこうしているうちに
あっというまに長浜。ここで途中下車をすることにする。
鉄道の街でもある長浜だが、全国的に知られているのは
秀吉の居城長浜城。今年の大河の主役(級)山内一豊
治めた城でもある。その跡地にある、長浜城歴史博物館
入る。丁度鉄道展がやっていて、今は亡き交通博物館にあった
模型と再会したりしていたが、ゆっくりみる時間がないので
とにかく展望台へ。
そこから見える琵琶湖。絶景。

琵琶湖、好きなんですよね、昔彦根を訪れた時も
かなり感動しましたが、今回も感動。いやぁ寄ってよかった。
さて駆け足で長浜を後に西日本の誇る新快速に3駅だけ
お世話になり米原へ。
ここで昼弁を食べている間に、ドアの前に列が。。
東海道線米原-大垣間は2両編成がやってくるのだ。
おかげでこの旅初の立ち席。。伊吹、関が原と山間を
行く。JR東海は女性車掌が多いのか、ここと、浜松からと
二度女性車掌に当たった。*1
また、「ドアから手を離してください」というアナウンスが新鮮。
これは関東近辺も、他地域でも聞かなかったなあ。東海オリジナルか?
そこから先もずっと聞いた。
大垣で乗り換え、今度は浜松行きのロングラン。新快速はスピードが
あるが、なんか私には嫌な揺れだ。同行者は「心地よい」と言っていたが…
路面電車が消えた岐阜、変なものが色々あり興味が引かれる名古屋と
残念にも素通りで東海道をドンドン東上し豊橋へ、この辺りから曇りはじめ
雨もポツポツしだす。さらに乗り続け浜名湖畔へ。ここ、景色がいいと
思っていたら、新幹線側のほうがいいわけですね。東海道線はそんな
でもなかった。で、終点浜松までロングランを乗り切る。
浜松では、一本見送り座りにかかる。
来た電車は113系。東京圏ではもはや見られない湘南色だが
ここ、静岡県では健在。というかかなりの確立でやってくる。

なんだかホッとするものもある。
雨が強くなりつつも駿河の国をさらに東へ。金谷では大井川
鉄道のSLとすれ違いちょっと得した気分。静岡からはお客が
ドッと乗ってきてラッシュに。清水辺りで降りてしまうのかと思ったら
結構長い距離を乗る人が多い。空いたのは新蒲原辺りか。
乗車した電車は三島行きだったが手前の沼津で下車。
ここで弁当をと思ったらまたも売りきれ。
この日は弁当運はあまりなかった。
仕方なしに駅そばを食べ、最後の旅を東京へ。
もちろん最後はごほうびにグリーン車
だから沼津から乗ったわけだが、お客は私達2人のみ。
なんだか貸切のような状態は、結局東京まで続いた。
*2ただ、
逆側の下りグリーンはみんな満員だもんなぁ…
小田急が憎く見え、京浜東北線が恨みにしか思えない
現実に引き戻される嫌さを感じつつ、東京に到着。
ああ、旅が終わった。でも実はここからまだ家まで1時間ほど
帰宅がある。これがある意味一番シンドカッタカモ(笑)

*1:西日本では金沢から加賀温泉だけ

*2:他に、2人ぐらいしか乗ってこなかった