功名が辻

28回出世脱落
千代に「城をもらって帰ってくる」と大見得を切った一豊さんだったが
結果はわずか300石増。中村、堀尾両人に引き離されるばかりか
「新参者」と苦苦しく思っていた7本槍にも、追いつかれ抜かれるという
ショック。よくある話とはいえ、一豊さんグレルグレル。
母上に「死ぬしかない」と言われて結局浮世で戦っていくことを
選ぶが…。こういう時の折り合いとか切り替えっていうのは誰しもが
もつ課題なのかもしれないな。
しかし、それらの熱演よりもキニナッタのはお茶々。
屈折した思いを三成にぶつけ、またそれを楽しんでいます。
「幼子はよいのぉ」「不満は…ある、生きていることじゃ」
運上をとり、少なかった加増を倍以上にしようする知恵者も
この姫様にはかなわない、血筋以外にも、姫様自身の幸せを
とうまいこと言ったが、「そなたがその幸せをくれ!」
と切り返される。その上「何でも申せと言うたではないか」という。
なんともまぁ……、こういう子にだまされそうだな(ボソ)