今日の1枚「Singles/フリッパーズギター」

シングルズ

シングルズ

小山田圭吾小沢健二がいたフリッパーズギターのシングル集です。
たった2年だったんですね。
前から聴きたかったのですが、邦楽中古ものは1500円を切るもの
に限るというわが掟(笑)の前に中々手出しが出来なかったんですが
切ったものが売ってましたので、GET!!
きちんと聴くのは初体験だったりするのですが、ネオアコ系は
大好きなので、こういう音はたまりませんねぇ。
ブルー・ベルズとかアズテック・カメラとかの影響が
強いよう、1,2なんかまんまだもんな。
3の「恋とマシンガン」は車のCMソングとしてもおなじみの
曲。*1
最初と終わりのダバダバコーラスがたまらない。ジャズチックなランニング
ベースと頼りない(失礼)ボーカルがマッチしてます。
4のギターのカッティングとオルガンの音がブリティッシュ
してる。英題*2もニヤリですけどね。
5の「Camera!Camera!Camera!」またギターポップ
王道っぽい音。てかアズテック・カメラですよね、これもほぼ。
マイナーコードの使い方が胸キュンです。
8の「グルーヴ・チューブ」はハウスっぽいリズムだが、グルーヴ
よりも、メロが耳に残るポップソング。ま、一番耳に残るのは
女の人のあ○ぎ声ですが。
9の「星の彼方へ」は、「流線型」もうこの語句だけで私はKO
10の「ドルフィン・ソング」60年代のオマージュが詰まって
ます。ビーチボーイズバッファロー・スプリングフィールド
それにバーズか?
今までの楽曲がイギリス系影響強だったのに、急にアメリカも
のばかり出てくるのには少しとまどいがなくもないし、
わかりやすさからやや難解な方向にいっているかな?
これ、元ネタ知らん人が聴いたら違和感あっただろうな。*3
11の「クラウディ」。陽気でお洒落なオールドタイムなフレイ
バーあふれる楽曲。エルヴィスまたはポルナレフポルナレフ
選ぶのがいいッス。
ラストの「ラブ・アンド・ドリームふたたび」は胸キュンなわかりや
すいポップソング。日本人ってこういう感じの曲は好きですよね。
オールディーズかぶれの日本人は必ず作りそうな曲調だ。
マッチョやハードな音にはついていけないし、直のメッセージソング
はちょっとヒク部分もある私はこういうへなへなな曲がたまらなく
フィットする。実生活はまったくお洒落に無縁なのに、お洒落系の歌に
はものすごい弱いなぁ。これを機に他のパーフリのアルバムも買おうと
思います。2000円までの中古で探しますけど(笑)
しかし、もうこれらの曲って15年以上も前の曲なんだなぁ、つくづく
年が経つのは早い。

*1:発売当時はドラマの主題歌だったんですね、ほんとリアルな時代を生きているはずなのに…シラネエ、ドラマって大河以外はあんまり見ないし

*2:Haircut 100

*3:でも元ネタが一番わかりやすいのはこの曲