26回

苫小牧駅。製紙の街。煙がモクモクと立ち上がる。
鉄道も室蘭本線日高本線、そして実質千歳線
分岐点にあたる、工業の町のイメージだなぁ。
さて昨日の旅路
長万部から東室蘭へ特急で、そして行き止まりの
室蘭へ。室蘭の街に出る旅人。地球岬という道路案内
に引かれてそちらへと向かう。目の前に広がる絶景に
「キレイダ」を連発する関口氏。確かに。
そこにある「幸福の鐘」を♪この鐘を鳴らすのはあたし♪
と歌いつつ、平和を祈る。柏手風ってのはどうなのかとも
思わなくもないが(笑)。
さて室蘭をあとに、白老へと向かう。711系とエンジに
白帯はやはり伝統の香りというか、いいですねぇ。
その白老では、「アイヌ民族博物館」を訪れる。
アイヌ語の講座に、踊りも見られる模様。
講師の方によると、アイヌ=人間という意味で、人間も
特別なものではなく、自然の一部なのだそうだ。
大量消費社会の中で生きることを余儀なくされている
我々今を生きる人間にとって、それは耳が痛くもあり
だが、重要であるということを再認識させられる。
個人的には津軽の三味線や民謡よりもなぜかこちらの方に
親しみやあこがれを感じる。別に北海道に親戚がいるとか
ではないのに…。今度北海道に行くときには是非行きたいなぁ
そのアイヌ博物館で関口氏もアイヌの衣装を着て踊る。
似合ってます。
その後関口氏は白老―苫小牧―新千歳空港と行きまた苫小牧に
戻る。
今日のテーマ「ポロ…」とは、アイヌ語で広いという意味だそう。
アイヌ文化の奥深さ、そして、地球岬での海の広さの両方を
意図した言葉だったようだ。
最後に関口君、アナ氏に宿題を出される。「柳葉魚」をさがせ!!
だそう。恥ずかしながら私も読めませんでした。*1

*1:調べました、答えは…どうせ明日出るでしょうから書きません