義経

今政治家が言っています。
「義理人情の時代ではなくて政策の時代だ」と。
とはいえ、日本人は義理人情が大好きなのだな
改めて認識させられるのが今回だ。
「平家*1への義理」をとるか、助けてくれた
「漁師への義理」を取るかで悩む湛増さんなど
まさにそれ。勝つか負けるかで自分たちの運命
が決まるというのに。。。
といっても、源氏側に引き入れようと口説きに来た
弁慶と闘鶏勝負をし、勝っておきながら命までかけた
弁慶の行動に胸をうたれた湛増さんの「(弁慶は)
わしのもんじゃ、どう扱おうと勝手」と義経のところに
弁慶を送った男気あふれる態度にはヤラレマシタが…。
人情といえば、この弁慶をそもそも湛増のところに
行かせた義経主従の面々は「亡くなった継信殿なら
こうした」という、やはり感情論での弁慶の丸め込みに
やられている。ホントもうちょっと理屈で考えろよ!
景時さんのほうが理屈にかなってるぞ。
その上九郎殿は「カモメの鳴き声」で弁慶の居場所を
あてている神がかりぶり。鞍馬の修行の成果なのか
はたまたタッキーがH木さんのアシスタントを
している成果なのか。。
はぁとにかく、この世は理屈より感情なのかもなぁ。
そうそう、感情といえば、政子様の感情のこもった
セリフが今日もありました。義経が苦戦という報
を聞いた頼朝に対して
「危ぶんでおられるのか?楽しんでおられるのか?」
ああ!あなたはものすごく楽しそうですね。

*1:清盛