義経

従五位下の位を巡っての法皇様と鎌倉殿の
駆け引きは、結局法皇様の判定勝ち。
頼朝が判官と認めた上、屋島攻めの大将に
九郎を推挙する旨が法皇様に伝えられた。*1
それにしても法皇様の人たらしは「エグイ」。
常盤の死という期を利用し、寺での会談。
そこで、ことさら「オーバー」な演技で義経
親子の情をからめて義経を篭絡させるとは
これぞ「魔の手」。
決め技「御も同じじゃ!!」攻めに九郎は軽く
たなびき、「鎌倉殿の許可なくば…」と消極的
だった従五位下を受ける。
一方の鎌倉殿は「大姫」ショックや「政子様」
に北条家をないがしろにしている等と責められ
憂鬱な日々。新しい世のための「理」を進めて
いく中での苦悩。周りは誰もわかってくれない。
いや、盛長だけはわかってくれているのか?
それ故にか今回は法皇様に勝ちを譲った感じ。
こちらの反撃もこれから見物。
それにしても、「政子様」怖すぎる。
北条家のために、己のために全てを冷静に見ている。
この人がやはり「最強」だなぁ。

*1:まぁ、カバの兄上が戦ベタだったところもあるんだろうが。