キャプテン・スカーレット

昨日で終わってしまった。日本では当時はあまり人気が
なかったそうだが、どうしてどうして。結構楽しいがなぁ。
ま、「ミステロン」*1の攻撃方法はスゴイ技を色々使えるのに
オソマツな攻撃しか出来てないし、わざわざ予告するなど
不条理な点も多いけど、それを言ったらドラマにならんし(笑)
一番のお気に入りの回は24回。あの絶望的な感覚は忘れられない。
あまり出番のないマゼンタ大尉が活躍*2
自分も死ぬか生きるか大ピンチなのに彼の仕事は
「ミステロン」の宇宙船の数を数えて報告するだけ。
実にリアル。人間のできることなんていざというとき
だろうとなんだろうと、そんなものなのかもしれない。
その上肉眼で確認できるからもう報告しなくても
いいとホワイト大佐に言われるのに、その任務を遂行する
健気な態度。
ホワイトとかブルーの最期のカッコ良さなど「○ソクラエ」だ。
またこの回は名台詞もたくさん
○恋人シンフォニーエンゼルが行方不明にもかかわらずその
捜索を打ち切った上司ホワイト大佐の命令に激怒するブルー
大尉、捜索のために基地を出たいと訴える。そんな彼をみて
ホワイト大佐が言ったセリフ。
「絶対に基地を出てはならん、何を血迷ったんだ。シンフォニーが
好きなのか」
がーん、唐突にしかも核心をえぐるセリフ。
ブルー大尉も返答に戸惑っているではないか。しかも
「そうだったのか、しかし残念ながら命令は変更するわけには
いかん」とあっさり。
○ホワイト大佐がスカーレットに向かって
言ったセリフ。
「もし運よく戦いに勝って生き残れたら…床屋へいけよ」
えーなにそれ。しかもスカーレットはそのセリフに感激する。
「自分勝手なマネをせずに原則を守ることを戒められた
実に立派な隊長だ」って、なら普段から髪の毛の手入れぐらい
しろよ*3!!
○グリーン少尉がホワイト大佐に向かっていった言葉
「私も不死身だとわかっていれば私でも…」
そうだよね。スカーレットは不死身だからこそ無茶な
作戦もできるのだ、それを勇敢だとか毎回言われても
いっつも発進準備係りとして苦労しているのに、
誉められもしない自分の身と比べたくもなるよなぁ。
でも「くだらんことをいうな」と却下。ああ。
しかもこの回の結末は……、書くのやめよう。。
いやぁキャプテン・スカーレットってギャグですよね。
エンディングのスカーレット危機一髪の絵がそれを
証明してますよね、おもりを付けられて海に沈められてサメに
襲われるとか…コブラに襲われたりとか…木箱が落ちてきて
彼を襲うとか…
こんな場面ナイジャン。
ビルから落ちるのだけは似たようなものがあったけど

*1:敵の組織、元々地球人が勝手に火星の彼らの基地を攻撃したのが悪いと思うが…。地球人側の組織スペクトラムも途中で謝ったりしてはいるんだけどね。当然許されない

*2:といえるのか

*3:え、そういう問題じゃないって