今日の一枚「ピチカート・ファイヴ/Pizzicato Five JPN」

PIZZICATO FIVE JPN

PIZZICATO FIVE JPN

今日もピチカート行きます。
こちらは94年〜97年のベスト盤
とはいえ、曲間をなくしたり、サウンドコラージュを
使ったLesson3003を作っていたり、ただの寄せ集め
ベストにはしていない。
オリジナル盤にもあるようだが、奥さまは魔女のナ
レーターの人と思われる(?)ナレーションが*1
トロフューチャーでドリーミーな雰囲気の強調に一役
かっている。
ベスト盤だけにヒット曲も満載
「東京は夜の7時」は昨日紹介したベストにも
入っているが、バージョン違い。
こちらの方が親しみ深い。バックのキーボードを初め
ゴージャスでキャッチーという私のもつピチカートの
イメージにぴったり。
ゴールデンタイムにまで進出した子供番組「ウゴウゴ
ルーガ」“2号”のテーマで使われていたのはこちらの
ヴァージョン。
ウゴウゴ君とルーガちゃん今どうしてるんだろ?
「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」はブラのCM
でおなじみだった「♪天使が微笑むと〜」の歌。
ソフトロック色が強く、「PAPAPA」コーラスも気持よ
いアップテンポの作品。
「ベイビィ・ポータブル・ロック」は車の宣伝で使われ
た曲で、ギターのハーモニクスが印象的。ハーパース・
ビザールの「Mad」辺りの影響を受けた、やはりソフト
ロック系
その他もシャキシャキのギターカッティングとソウル
フルなコーラスにキャッチーなメロの「ハッピーサッド」*2
スウェディッシュ・ポップ的で間奏のオルガンが無茶
苦茶クールな「メッセージソング」フランス映画の影響を
感じる「トウキョウ・モナムール」フォークチックな
「子供たちの子供たちの子供たちへ」*3ソウル色の出されて、
ボーカルにいつもより影を感じる「悲しい歌」その題名
通りオーケストレーションがゴージャスで心地よい「大都会
交響曲」etc。
あぁほとんど全曲紹介になってる〜。
私が今一番はまっているのは「モナムール東京」
「夢見るシャンソン人形」に「キューティーハニー」と
山口百恵」をぶちこみミックスジュースにした、
懐かしい味のするスウィートポップソング。
半音上げるラストバース、メジャーコード締めと
野宮真貴の♪モナムーール♪に、メロメロメロメローン

*1:「いつもチャーミングな野宮真貴さんといつもゆかいな小西康陽さんのお送りする〜」という彼の声はとっても幸せな気分になれる。CDのラストに入る「またね」が泣かせる!!

*2:これも昨日のベストと別バージョン

*3:題名がムーディーブルースからかよ(多分)。全然雰囲気違うのに