今日の一枚「Jazz At Massey Hall」

Jazz at Massey Hall

Jazz at Massey Hall

よくCDなどのアンケートでありますよね。
あなたはこのCDをどうやって知りましたか?
という質問。
私の場合の答えは
1気に入ったアーティストだから。
2ラジオやテレビで流れたのを聴いて。
3アーティストのルーツを探っていくうちに。
4好きなジャンル*1だから。
5知人友人に勧められて。
6一般的に名盤といわれて置いてある。
まーこんなところですかね。
で、今日のCDなんですが、この6つの中からちょっと
はずれます。
このアルバムを私が知ったのは「美味しんぼ」の8巻。
その話は閉店しそうなジャズ喫茶「ソルト・ピーナッツ」*2
助ける話なのですがここで山岡が「この店の象徴」といって
登場するのがコレ。
それを読み、どんなものか試しに聴いてみるかと思ってこれを
手に入れたのです。
さて中味ですがモダン・ジャズの巨人5人*3による
ライブ盤でほとばしる熱気と緊張感にあふれています。
やはり注目は「ソルト・ピーナッツ」。前奏のいきなりのドラムソロ
と不協和音。スピード感と緊張感のある主題などハードな面も
あれば、一方でディジー・ガレスピーによる「Salt Peanuts」の
ボーカルや観客とのやりとりも楽しそうなリラックスした感じも
同居する、名曲であるといえる。
このコンサートに2500人のキャパで700人しか入らなかった*4
は信じられない。。

*1:ロックでいうと例えばフォークとかプログレとかパンクとかそういうカテゴリーから選ぶという意味

*2:山岡とその店の親父の会話にジャズの名曲が散りばめられているのがなかなかイカ

*3:チャーリー・パーカー(as)、ディジー・ガレスピー(tp)、バド・パウエル(p)チャールズ・ミンガス(b)、マックス・ローチ(ds)。

*4:ボクシングのタイトルマッチが重なったせいらしい