今日の1枚「The Autumn Stone/スモール・フェイセス」
- アーティスト: スモール・フェイセス
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/01/12
- メディア: CD
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活躍し始めた今日この頃。秋とお別れするためにこのアルバムを聴く。
私が初めてスモール・フェイセス(以下SF)のアルバムを聴いたのは、もう
相当前になってしまうが、これだった。
このアルバムはベスト盤的アルバムであり、ボーカルのスティーヴ・マリオット
脱退後すぐに出された作品。レコード時代は2枚組。
SFは、3rdアルバムの時にレコード会社を移籍しているのだが、
これはそれ以前のデッカ在籍時のシングルも納められているので、全貌を
知りたい人にはうってつけのアルバムともいえる。
SFの特徴と言えるのが、渋い味で且つSweetであるポップな曲で、そこに
マリオットのシャウトがうまく混ざっており実にカッコイイ。
Here Comes The NiceやAll Or Nothing、Tin Soldierといった素晴らしい
楽曲がそれに当たるし、自宅のテープ録音を使ったThe Universalなんて
ユニークなものもある。
名盤「オグデンズ・ナット・ゴーン・フレーク」に入っている曲もあるが、これは
オリジナルでも是非というところだが、Rollin' Overはライヴテイクになっており
これが迫力のある演奏となっている。
そうそう、今このアルバムはAll Or NothingとTin Soldierはスタジオバージョン*1に
なっているが、私が初めて買った当アルバム*2はライヴバージョンが使われていた。
で、ハイライトはやっぱり「サイケデリック・パーク」ことItchycoo Park。
今はこの邦題使われないのね。これをラジオで聴いて私はこのバンドにはまった。。
サイケデリックと聴くとエレキというイメージが強いわけだが、この曲はベースがアコースティック
なところがまた英国のかほりが漂う所以でもあろう。ホントニIT's All Too Beautifulなナンバーだ。
フランジングを使ったふにゃふにゃとした感覚にシビレルぜ!!