夏の銚子

夏休みとくれば18きっぷのシーズン。てわけで今季初の18旅は
昨日、銚子へと行った。
千葉から外房・東金廻りで成東へ。東金線はたんぼばかりで
詰まらないという印象だったのだが、やっぱり、たんぼだらけだったのに
何かホッとした。案外良かったなあ。成東から総武線に乗り換え。

黄帯の211は新鮮でいいのだが、ロングシートはなぁ…。
終点銚子へと向かう。
当然乗るは銚子電鉄。銚子を訪れるのは3度目だが、実は初乗車。
来たのはデハ801。

釣りかけモーターに板張りの床。そしてクーラーではなく扇風機。
やっぱこれだねえ。面白かったのは提灯が電車の中に
ぶらさがっていたこと。こういうのは初めてみた。

車中では地元のお客さんが話しかけてきた。
いわく「花火大会とかでは電車は混むけど、地元はやっぱり車に乗る」
のだそう。これが地方の現実ってものだろう。
その他にも芸能人がよく取材・撮影にくること*1、経営難*2のこと、
それに沿線のうまいお店などを伝授してくれた。
私は人とのコミュニケーションは苦手な方なのだが、なぜか旅先では
話しかけられることが多い…。
海に近い銚子電鉄ですが、案外と車窓は海がみえず、たんぼが多い。
基本として終点外川まで乗車。坂を下り海が見える情景はかなり美しい。
各家のガレージの門が、魚をとる網で出来ていたりするのも楽しかった。
それから戻り、中心駅犬吠で降り、話をしてくれた人のおすすめの回転寿司屋へ。
シャリが小さくネタが大きかった。
その後犬吠崎灯台、君ヶ浜海岸と観光地を一巡り。

灯台の上は登れるようになっていて、灯台の中は99段の階段があり上るのに
一苦労。灯台の上は絶景なのだが、風が強いのと、高所恐怖症(笑)のため
ゆっくり楽しめない。キャッキャと騒ぐ小さい子たちを見るにつけ、すっげえなあと
感心してしまう。君ヶ浜はもう少しのんびりしたかったのだが、時間の関係もあり
ちょっとだけ。サンダルもって行けばよかったなぁ。
その後、君ヶ浜駅から乗車して再び銚子電鉄を銚子へ戻る。もっと途中下車もした
かったのだが、スケジュールの都合上やむなく帰る。全駅下車しにまた来よう。
銚子から帰りは成田線周り。利根川沿いに見える風力発電や香取、佐原といった
魅力的なところがある同線は車窓は意外とおすすめ。
千葉まで戻ってくるとやっぱり都会になってしまうんだけどね。
ニトリップ、さあ、この夏はいくつ行けるかな?

*1:実はこの日もある人が取材に来ていた

*2:社長の持ち逃げ