今日の一枚「Collectors' Guide to Rare British Birds/バーズ」

Collectors' Guide to Rare British

Collectors' Guide to Rare British

バーズといえばロジャー(ジム)・マッギンのあのバンドを
思い浮かべるわけですが、綴りが違うこちらのバーズも
60年代のバンドです。
このバンドはロン・ウッドがいたバンドとして知られているわけですが
技巧派とか渋めというわけでなく、ガレージっぽい荒れた音を出しています。
故にフーとは共通するイメージがあり、現にLeaving Hereや
タウンゼントの曲であるRun,Run,Runも演奏しています。
ただし、フーほど野性味や迫力と美しさの共存まではいかなく、
クリエーション*1までのインパクトもないので、何かが足りない気がする。
好きな系統ですけどね。
ただし、WhoのCirclesにも共通するような雰囲気を持つ
Say Those Masic Feelingは名曲ですね。
また、何故かミッシェル・ポルナレフの「ノンノン人形*2*3をやっているのも
面白い。これはアメリカのバーズの初期のポルナレフ流解釈な曲だと
私は思うのでいっそう面白い。こちらのバーズのバージョンもラブリー。

*1:このバンド、後にこのバーズのメンバーのうちキム・ガードナーとロン・ウッドの2人が在籍したが

*2:仏原題La Poupee Qui Fait Non

*3:しかも歌詞を直訳っぽいのと、全然変えているのと二回も