今日の1枚「ビートルズ/イエロー・サブマリン」

イエロー・サブマリン

イエロー・サブマリン

今日*1はジョージの命日です。
昨日は聞く暇*2がなかったので今日にしました。
命日だからって聞くのもどうかと思うけど、
やっぱりいい機会だから聞いてしまいます。
で、今日セレクトしたのはこちら。
イエローサブマリン*3
オリジナルアルバムでも群を抜いて地味。
ビートルズファンでも多分一番聴きこみが足りない(笑)のは
これだろう。B面*4はジョージはジョージでもマーティンさんの
曲だしね。
さて、しかしこのアルバム。ビートルズの曲6曲の中で2曲が
ジョージの曲と非常にジョージ率が高い。しかも残り4曲のうち
2曲は以前のシングル曲*5ってことは半分は
ジョージで出来ているということだ。これはスゴイ!
で、その二曲。オルガンがいいんですね。
Only a Northern SongはカモメのようなSEも印象が強いですが
この歌詞。もちろんただの北の歌の訳がない*6
コードが変だとしてもそうしているんだ。ロックです。
サビのなきメロがジョージらしさをいっそう引き立てて
います。そしてIt’s All Too Much。
ギターフィードバックの後のオルガンがものすごいクール。
そして大地を包むようなスケールの大きさというか、鷹揚さを
感じるメロディ。アクセント付けのハンドクラッピングもインパク
が高い。なぜか最後のコーラスがToo Muchとメロを歌っていたのに
Too Much*7という叫びに変わって
しまう所もステキ。このアルバムを聴き始めたころは「必ず飛ばす(ごめんなさい)」
2曲(B面は聴かない)だったのが今ではこの二曲のために聴いたりします。
曲のよさをなおさら実感できる、泣ける程音質がよくなった
Song Truckを聞くのも手だがやっぱりオリジナルを聴こう。
それこそノーザンソングを作ったジョージの意志にかなって
いる!!*8

*1:現地時間では29日

*2:というかレビューを書く暇

*3:ゲーム屋じゃないぞ!!

*4:あ、ついLP表記

*5:ちなみに、「潜水艦」と「愛すべ」

*6:ノーザンソングというのはレノン=マッカートニーの楽曲管理会社のこと

*7:途中から逆に聞こえはじめる

*8:と勝手に断言するとジョージはあの世で皮肉の2つや3つも言うだろうな