今日の1枚「The Beach Boys Twin Best Now」

夏も終わり。このところ音楽レビューも
書いていなかったのでたまには書くか。
で、夏といえば、ビーチボーイズ
オリジナルアルバムを聴くのもよいけど、一番初めに
BB5を買った、40曲入りの二枚組みベストを聴く。
このCDの案内はさすがにないか*1
このころ(89年)はCD二枚組みで4000円って
ものすごくリーズナブルに感じたな、まだ消費税が
ない時代の話ですが…。ワーナーの2000円CDが
ものすごく廉価に感じられた。嗚呼。。
脱線はこのぐらいにしておこう。
でその2枚の内60年代前半のサーフィンサウンド
収められたベスト盤の1枚目を聴く。
こちらにはデビューから「All Summer Long」辺り
までの曲が収められている。
なんてったって勢いのあるロックンロールが心地
よいし、私が真っ先にイメージするBB5のサウ
ンドはむしろこの辺りの作品。
チャック・ベリーのSweet Little Sixteenの
改題でむしろこちらの方が有名なSurfin‘USA
小気味のよいShut Down、車系の409、Little
Deuce Coupe、そしてI Get Around。
Fun,Fun,Funも忘れられない。
次から次へと陽気なサウンドが、美しいコーラス
が繰り広げられ、夏の終わりに実にフィットする。
真夏に聴くより今頃のほうがいいのだ。
バラードに目を向けるとブライアン・ウィルソン
単独作品で、美しすぎるSurfer Girl。そして
後の苦悩の世界への入り口ともいえるIn My Room
にDon’t Worry Baby。この辺りはまだ変態的(失礼)
で不安感をかもし出すコーラスまでいかないので
わかりやすい美しさがある*2
そして最後にはAll Summer Longでしめ。
いいねぇ。

*1:はまぞうで画像を探すのが面倒なので途中で挫折

*2:The Girls On The Beachはそっちの路線に入ってきているけど