今日の一枚「ザ・グッバイ/Ready! Steady! !The Good-Bye!!!」

READY!STEADY!!THE GOOD-BYE!!!

READY!STEADY!!THE GOOD-BYE!!!

たのきんトリオ
もうこの3人がだれのことなのか理解できない
ナウなヤング(!)も増えていることだろう。
ましてや今話題のセレブ(笑)杉田かおると彼らが
ドラマで同級生だなんて…。
そのうちの「た」と「きん」の曲はなんだかんだ
いっても自然と耳に入ってきていたし「きん」は
特にカラオケなんかでは時々お世話になっていた
りする。受けが意外といいもので。
さて残る「の」である。
そう、今の風貌はとてもアイドルだったとは(以下略)
野村義男氏その人である。はてなのキーワードを
見ると浜崎あゆみのバックバンドをしているとか
ってことは、もしかしてそっちの路線でナウ(以下略)
に知られているのかも知れんなぁ。
さてその彼はソロではあまり歌わず*1、バンド
「The Good-Bye」を結成、ジャニーズのバンド路線
という意味では男闘呼組TOKIOの先輩格といえる
だろう。
が、私は実はザ・グッバイの活動期の曲はリアルで聴
いた覚えがほとんどなかったが、ビートル同士(笑)で
あり、ジャニーズ系好きのid:kon-tonさんのお薦めで
聴いてみた。
で、今日の一枚はそのGood−Byeのベスト盤の
Disk−1
悔しい、これを聴いていなかったのと、こんな面白い
ことを自分が出来なかった*2ことが。
大体しょっぱなの「Take Off」からしていきなりSgt.
Pepperの前奏前を思わせる、オーケストラの
チューニングでニヤリ、だがその後に、まさかグレープフ
ルーツ*3のElevatorがくるとは…*4ズルスギ!!
はちきれんばかりの60‘S愛がありすぎる。
ビートルズは言うにおよばず、ビーチボーイズチックなコーラス
あり、ファンク、ハードロック、サイケデリック、フォークもある。
バックの80‘S歌謡曲チックなキーボードの音がまた違った味わい
を深めている。
また各曲のオマージュの仕方が只者ではない。
「グローイングアップデイズ」の「Oh!Darling」、「浮気なロン
リーガール」の「Da Doo Ron Ron」、「You惑May惑」の「Surfin’
U.S.A」、「とLoveるジェネレーション」の「No Matter What」
間奏「Any Time At All」、「Presentにはハムスター」の
「Are You Experenced?」を中心としたジミヘンサイケは
まだ有名曲だからと微笑みぐらいですむのだが、
「にくめないのがニクイノサ」の「I Just Want to Touch You」*5
とか「素顔のままで」の「Double Back Alley」*6
'Meets'「All You Need Is Love」なんていう、
ビートルマニアにしかわからんようなツボをぐいぐい押して
くるのがすごすぎ。
もう大好きになってしまいました。しばらくヘヴィー
ローテーション決定です。

*1:確か何曲かは出したと思う

*2:いやあんたプロでもなんでもないじゃん

*3:60‘Sのイギリスのあまり売れたとはいえないバンド

*4:いや他に元ネタがあるのかもしれんが

*5:by Utopia

*6:By Rutles