Nonが選んだベストナイン

プロ野球70周年企画でテレビなどでベストナインが選ばれて
いましたので私も勝手に選ぼうと思う。
条件
①75年以降の選手、なぜならそれ以前はリアルタイムで
選手を知らないから。
②所属球団は印象の深いもの
③ピッチャーは先発、中継ぎ、リリーフの3部門とする。
④DHと監督も選出する。

★ピッチャー先発 野茂英雄近鉄

かなり迷いました。でもトルネード野茂はメジャーへの道筋と いいドラフトでの競合といい印象度ではこの人。惜しむらくは 日本時代は優勝に縁がなかったこと。ここぞという所の勝負 弱さがあった。西武相手にフォークをあまり使わなかったり とか。頑固なところも。

★ピッチャー中継ぎ 福間納(阪神

中継ぎといえば色々いましたが私は福間投手を。とにかく良く 投げたコントロールのいい左腕投手。 85年の優勝は彼の奮闘なくしてはありえなかった。 セットアップという言葉が生まれる前夜ぐらいのピッチャー だなぁ。

★ピッチャー抑え 郭源治(中日)

ストッパーは気合タイプが好みだ。江夏とか山本(和)とかは 嫌いではないが、爽快感がやや欠ける。そういう意味で中日の ストッパー達はこの郭を初め気合のこもったピッチングで 魅了してくれた。郭ダンスもムカツク(笑)けど、カッコよか った。田村勤(阪神)にしたい部分もあるが、抑え期間が ちょっと短すぎ。

★キャッチャー 古田敦也(ヤクルト)

現役晩年しかしらないの野村やファーストの印象の多い田淵より もやっぱり古田。攻守にそろった90年代最高のキャッチャー。 伊東も悪くはないが、常勝チームのキャッチャーは何か好かん。

★ファースト ランディ・バース阪神

神さま、仏様、バース様。いつでも、どんな時でも打ってくれる 気がした。あの巨体で柔らかいバッティング。やはりこの人が 一番。王ももちろん素晴らしい世界のHRバッターだが個人的には やっぱりこの人を押す。

★セカンド 辻発彦(西武)

ライオンズ黄金時代の中で一番好きだったのはこの人。 その守備力と社会人時代はスラッガーだったのに小技に徹したバ ッティングはまさにいぶし銀の香り。ただ指導者として今ひとつ 本領を発揮できていない気もしないでもないかな。

★サード 掛布雅之阪神

実績でいけば落合*1かもしれないけど、私にとってのサードは掛 布。口の悪い人は「今は読売の〇ヌ」と言ったりしている が、どうしてどうして、阪神戦で阪神が勝っているときは 嬉しさを押し殺しつつ読売びいきをしているぞ(笑)。 小さい体なのに飛ばすしかなかったチーム状況でも あったためにHR王にもなったが、本来は中距離バッターだ ろう。その守備もまた華麗なものだった。

★ショート 高橋慶彦(広島)

俊足・巧打・色男(ん)の3拍子そろった選手。 まミスもいろいろ多かった選手でもあるけど、そこもまた 魅力。晩年の衰えっぷりはやや悲しいところがあったなぁ。

★外野手 イチローオリックス

ヒットを打つことが何でもないように錯覚させてしまう 不世出の選手。言うことはなにもない、人を小馬鹿にした 感じのインタビュー以外は(笑)

★外野手 松井秀喜(読売)

ゴジラ、世界の舞台でも羽ばたいている。中村現オリックス GMが彼をクジビキで外していなければ…といつもため息が出る。 長嶋監督に何となく嫌われつつ*2もよく読売の4番を勤めたナイスガイ。 バッティングも素晴らしい。でも守備は今は評価されてるみたい だけど、いいんですか?私にはよくわからんけどなぁ。

★外野手 山本浩二(広島)

ミスター赤ヘル。昭和50年代最高のバッターは彼だったと思 う、HRアーティストとしてのイメージが私は強い。 監督として苦戦中だが、やっぱりずっとスターだった選手 は監督は不向きなんじゃないの?

★DH 門田博光(南海)

不惑のホームランアーティスト。迫力のあるスイングは観客を 魅了した。南海戦見に行ったときなど彼の打席が終わったら ぞろぞろと客が帰っていたし…。オリックスブレーブス」で もブルーサンダー打線の一翼を担っていた。

★監督 野村克也(ヤクルト)

彼の人間性はとりあえず置いておいて、監督としては私の 好み。野球の深みというものを教えてくれた気がする。 理屈と考える野球を標榜しているが、最後は気合と か浪花節に持っていく。こういう人間臭さもまた 魅力でもあり,欠点でもある。森や仰木にはそれがあまり 感じられない。 ただ、こんな親父とは係わりたくはないけどね。 阪神時代も決して悪い監督だったとは思わない。

*1:あーセカンドもありだけどヤッパリ違う

*2:錯覚か?でもなかなか4番にしなかったしサードもさせなかったし